絶メシロード8話「焼きそば櫻井」
今回は、栃木県栃木市のお話です。
具材の変わった焼きそばとご夫婦のエピソードを盛り込んだストーリー。
3県にまたぐ名所でナビゲーションが面白いことになります。
それでは早速どうぞ。
絶メシロードのルール
因みに小さな大冒険のルールは3つ。
その一、期間は金曜日の帰宅後から翌日家族が帰ってくる夕方まで。
その二、誰も誘わない。誰も巻き込まない。
その三、高速代、ガソリン代、食費色々含め小遣いの範囲内に収める。
絶メシロード8話あらすじ
絶メシBSロード、今夜は第8話#焼きそば櫻井(›´ω`‹ )
BSテレ東深夜0時からです!!#絶メシロード#濱津隆之 #酒井若菜 #西村瑠香 #青春高校3年C組 #長村航希#和田正人 #川野直輝 #吉田亮 #工藤時子 #有薗芳記未確認生物みたいな濱津さん↓ pic.twitter.com/cSOELHj6Tk
— 絶メシロード公式🍜🚗BSテレ東水曜深夜0時 放送中 (@zetsumeshiroad) May 20, 2020
どこにでもいるごく普通のサラリーマン須田民生(濱津隆之)。
今日も一人の時間を満喫するため、車で旅に出て車中泊をする小さな冒険へ出発する。東北道にのり、道の駅の駐車場で車中泊をする民生。
翌日、「絶メシ」を求め車を走らせていると、気になるお店を発見する。
民生が見つけたのは小さな焼きそば屋。席はテーブル席1つしかなく、メニューは焼きそばのみ。不思議な店に困惑する民生だが、この店の誕生のきっかけと、夫婦の過去を知ることになり……。
21:38
「今日は初めて、東北道にでも乗ってみるか」
23:46
埼玉県加須市
「すいません、タバコ持ってますか?」
「吸ってないんですよ。」
「そうですか、ありがとうございます」
「あの、車中泊ですか?」
「妻と星を見に来たんですよ」
「ここ、スポットらしくて、恋人の聖地って言われているらしくって」
「なるほど」
「おじゃましました」
会社での回想
「あっ、さやま。久しぶりだな」
「あれ、こっち戻って来るのか?」
「会議で戻ってきただけ」
「あれ、吸わないの?」
「だいぶ前に止めたよ。」
「そーだっけ」
「娘が生まれた時だから、10年以上前かな」
「そっか」タバコを勧めるさやま
「なんでだよ」
タバコの箱を持って歩き出す民雄
「あー危な、10年以上前の奴だ、危なかったー」
8:37
「おはようございます」
渡良瀬遊水地
ナビアナウンス流れる
埼玉県に入りました。
栃木県に入りました。
群馬県にはいりました。
埼玉県に入りました。
栃木県に入りました。
群馬県にはいりました。
栃木県に入りました。
3県境の場所で遊ぶ民雄
「さて、頂きにいきますか」
絶メシロード8話キャスト
【出演者】 濱津隆之、酒井若菜、西村瑠香(青春高校3年C組)、長村航希
【第8話ゲスト】 和田正人、川野直輝、吉田亮、工藤時子、有薗芳記
絶メシロード8話ロケ地やアクセスは?
埼玉県加須市 道の駅かぞわたらせ駐車場
恋人の聖地
〒349-1202 埼玉県加須市小野袋1737
今晩は、絶メシBSロード。夜の予定にどうぞぜひ。 https://t.co/NMntgtbjfF pic.twitter.com/CMB7k8ZA3I
— 濵津 隆之 (@Atmicfun) May 20, 2020
渡良瀬遊水地
〒374-0111 群馬県邑楽郡板倉町大字海老瀬
3県境
〒349-1202 埼玉県加須市小野袋941 5
絶メシロード8話「焼きそば櫻井」
陽気軒@高崎吉井町
・絶メシ№8のラーメン店
・あぶり焼チャーシューメン850円
・ジャンボギョーザ3ヶ250円(Bセット)
・こってり醤油スープが中太麺にからみ美味い♪
・ぶ厚く香ばしい極悪チャーシュー4枚はコスパ高すぎ幸せすぎ(*´Д`)
・ジャンボギョーザから溢れる野菜の贅沢な旨味に感激☺ pic.twitter.com/uZ7edPJKIu— 今日から群馬人 (@gunmer_man) February 14, 2020
店のような、家のような、入っていいのかいいのか分からないこの感じ。
身体が不安を感じている。不安だ。不安だ。
ヨシ。バッチリだ。
さすがだ、誰もいない。
「すいません。すいませーん。」
完全な静寂
え、これが客席。これだけ。3人、いや詰めて5人から6人MAXで。
焼きそば屋だ。
呼び鈴鳴らして下さい。
「ちょっと、近所行ってまましてね」
「は~い、いらっしゃい」
「好きなところに座ってください」
「大盛でお願いします」
「普通味の大盛で」
「はい、どうぞ」
「来てくれる人、全員に出してるの」
コーヒーを出される
「コーヒー付きやきそば大森500円、安い!」
「はい、おまちどうさまでした」
シンプルに旨そうだ。麺が光ってる
ソースの光沢だろうか?なんか、それだけじゃない気がする。
ん、なんだこれ?初めて食べるやきそばの食感だ。
これ、どっかで・・日本そばだ!
日本そばの食感に近い。
ソースが麺にからんでいるのに、ベトベトしていないで上品な味になっている、この麺だ。
「オー旨い」
なんだこれ?あんまり、やきそばじゃ見ない物体が入っているぞ。
芋か?
芋ビンゴ!
ジャガイモだ!
茹でたジャガイモと、麺がこんなにも愛称いいなんて。
これは、かなり旨いぞー
「じゃがいも、驚いた?」奥さん
「この辺はね、昔っからやきそばにじゃがいもいれるのよ」
「初めて食べましたが、すっごい美味しいです!」民雄
「ありがとーう」
コーラ瓶150円
これは頼まない手はないぞー
「すいません、コーラ一つ」
「はいー」
せっかく、コップ用意してもらったのに、すみません。
瓶コーラ、うめーーー!
のどから、胃までの炭酸ロード、開通ー!
久しぶりに瓶で飲んだ
これなんだよなあ~、コーラってこれなんだよ。
マジで神。やきそばとコーラってひとつだったんじゃないか
大黒様
「14体」民雄
「ここで焼きそばやを始めてからだから」亭主
「その前はどこかでやってたんですか?」
「やってないよ」
「えー、じゃあ、このやきそば独学で作ったんですか?」
「違うわよ。近所で駄菓子屋をやっているおばあちゃに教えて貰ったの」奥さん
「そうなんですか」
「この辺で、人気の焼きそば屋でね、おばあちゃん、熱心に教えてくれたの。本当に心から感謝だわよ」
「本当に美味しいです」
「そもそもね、この人が突然家を出て行って、しばらく帰ってこなかったのよ」
えー?
「で。突然、急に帰ってきて、体に石が出来ちゃって、帰ってきたのよ。」
全然、咀嚼できない。
「15年ぐらいだっけ?」
「15年間ですか?」
「そう」
想像の上、上きたー
「あ、あのー、あ、あのー」民雄
亭主、聞こえない振り
大黒様の時は、流暢でしたよ
「それからしばらく、外にも出ないで、何にもしないでね、そのおばあちゃんが、何かした方が良いって言って、やきそばを教えてくれたの」
「えーすいません、展開が謎過ぎて、ついていけないんですけど、一回整理してもいいですか?」
「うん、いいわよ」
「その時、奥さんは?」
「普通にしてたわよ」
「まあ、その内、帰ってくると思って」
「で、15年後にふらりと戻ってきた」
「そう、体に石出来ちゃってね」
「えー、その時の奥さんは?」
「帰って来たなーって―感じ」
「あ~あ」
「で、そこから旦那さんは、何もしなかった」
「その内何か始めると思ってね」
「で、近所のおばあちゃんから、やきそばを教えて貰って、今になる」民雄
「そう」
結果、奥さんの忍耐力が凄すぎる!
バツが悪いのかな?ご主人。
「整理できた?」
「なんとか」
「すいません、お手洗いって?」
「靴脱いで、こっち」
「え?」
「え?あ、中ですか?」
「そうなの、ごめんねー」
このドアの感じ、これは安定の和式だなー
まさかの洋式、そして、とても綺麗だ。
何だか、ふたりの関係が見えてくる気がする
奥さん、家と旦那さんをすごく大事に思っているんだろうなー
「トイレありがとうございました」
2人でタバコをふかして話をしている姿
「コーヒー飲む?」
「いえ、大丈夫です」
「あ、会計をお願いします」
「すいまん、僕現金でお願いします」
「毎日、仕入れとかあるから、現金の方がいいのよ」
「大盛やきそばとコーラで650円」
「やきそば教えてくれたおばあちゃんは?」
「亡くなっちゃたのよ」
「淋しいわよね」
「じゃあ、ご主人の後は?」
「誰も継がないよ」
「もったいなくないですか」
「焼きそばだけじゃ、食べていけないでしょ」
「そうですか、余計な事聞いてすいませんでした」
「ご馳走様でした」
夫婦の愛を繋ぐ、焼きそば櫻井。
ここも、また、絶滅してしまうかもしれない絶品メシ
絶メシ、フォーエバー。
そうだ、家のトイレもいつも綺麗だなー。
焼きそば櫻井
〒328-0013 栃木県栃木市昭和町2−10
0282-22-3739
火曜~日曜日、10時30分~18時00分
月曜日、定休日
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