タバコを吸ってる人は、新型肺炎コロナウイルスに感染しやすく、インフルエンザにも感染しやすいと、医学博士がインタビューで答えています。
なぜ、喫煙者が新型肺炎コロナウイルスに感染しやすいのでしょう?
その理由について調べてみました。
それでは早速どうぞ。
タバコを吸っている人は新型コロナやインフルエンザに感染しやすい!
喫煙するとインフルエンザにもかかりやすいことが研究で明らかになっていますし、過去のコロナウイルスであるSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)でも喫煙者は重症化しやすく、感染しやすいことがわかっています。
そもそもたばこを吸っていると肺炎になりやすいことは古くからわかっているのです。たばこを吸っていると、肺が弱って、肺の病気が重症化することは今までもずっと言われていたことです。
2月28日に権威ある医学雑誌「The New England Journal of Medicine」に発表された論文では、武漢を中心とした中国の新型コロナウイルス感染症患者1099名の症状が分析されています。
たばこが新型コロナウイルス感染症で重症化や死亡のリスクを高めることはこれまでのデータでもわかっている
年齢や持病などの影響が取り除かれた分析ではありませんが、たばこを吸っていない人に比べて、現在吸っている人、または過去に吸っている人では重症化するリスクが約1.7倍でした。
喫煙はどうして新型コロナのリスクを高めるのか? ーー喫煙すると、なぜ呼吸器や肺の病気を起こしやすくなるのでしょうか?
そもそも煙に含まれる有害物質をどのように吸い込むかを考えると、口から喉や気管を通って肺に行くわけですね。有害物質が通った場所を傷つけ、体の防御が弱くなって、そこの病気がダイレクトに増えるわけです。
喫煙が影響するCOPD(慢性閉塞性肺疾患)という、「たばこ肺」と呼ばれる病気があります。有害物質が最終的に肺に入り、COPDにまでなると肺の構造自体が壊れてしまって、治らなくなります。
呼吸機能が落ちて、そういう肺が肺炎になると重症化しやすくなります。
新型肺炎コロナウイルスに重症感染した人が、動画の中で言ってました。
「呼吸できない・・・」と肺機能が低下して呼吸できない症状になるということですね。
非常に苦しそうでした。
タバコが有害であることは、タバコを吸っている人は100も承知ですが、なぜやめないかと言えば、死亡のリスクがこれまでは気長なものだと考えられているからかもしれません。
しかし、新型肺炎コロナウイルスに感染したと仮定すれば、それは急速で死亡のリスクが考えられます。
今までより非常に深刻な問題となってきました。
ここが正念場と思い切って禁煙してみよう!
のきっかけには良いタイミングですね。
誰でも、あと数日後には死んでしまってもいいや。と考えている人はそうそういないのではないでしょうか。
本当に死んでしまってもいいのかを考えたら、案外自分の中で納得がいき、禁煙決意が固まるかもしれないですね。
喫煙者のみなさん、大切な命を自ら断ってしまうのはどうなのかと、自問自答してみれば自ずと明確に、現実的に、なってくるのではないでしょうか。
今日から考える?
明日から考える?
思い立たが吉日です!
悪習慣とはお別れして、健康オタクになるのもいいかもしれないですよ。
喫煙者のみなさんには耳の痛いお話でしたが、ここに来てくださったのも何かのきっかけです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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